1年365日のうち、別荘を利用する平均日数はわずかに50日と言われています。
別荘を使用していない時間を民泊・貸別荘として貸し出して収益化しつつ、自分でも別荘を楽しみたいと思われている別荘オーナー様もいらっしゃるかと思います。
今回は、貸別荘経営を始める前に知っておきたいメリットとデメリットをご説明します。始めてみて「こんなはずでは無かった」とならないためにも、知識を深めておきましょう。
貸別荘経営のメリット
◎利用しない間を収益物件として運用できる
貸別荘経営することの一番のメリットは、利用しない期間を宿泊施設として収益化することです。とくに人気のあるエリアでは、年間を通して宿泊先を探している方がいるため、自分が利用しない時期にも需要は見込めます。
別荘は所有しているだけで、税金や管理費、電気・ガス、上下水道の基本料金など維持・管理のための費用がかかります。貸別荘経営によって収益を得ることで、そうした維持管理コストをまかなうことも可能なので、費用面の負担を軽減しつつ、別荘を所有し続けることができます。
◎別荘の資産価値を下げずに維持できる
使用していない建物は、換気や通水がされないため建物の劣化が進みます。とくに湿気の多いエリアで使われていない別荘は、湿気がこもってカビが生えてしまったりすることもあります。貸別荘経営を行ってゲストに使ってもらうことによって、建物の空気の入れ替えも自然とでき、定期的に清掃が入ることで、別荘の資産価値を下げずに維持することが可能です。
◎自分でも別荘を楽しむことができる
貸別荘経営をしていても、もちろん別荘オーナー様自身が別荘を楽しむことができます。自分が使いたい時には事前にゲストが入らないようにクローズしておくことで、今まで通り自分が使いたい時には別荘を利用できます。
ゲストに貸し出して収益化しつつも、自分で別荘を所有し続けられることは大きなメリットと言えます。
貸別荘経営のデメリット
◎自分の利用が制限される
別荘利用のハイシーズンは、やはり夏休みなどの長期休暇、ゴールデンウィーク、お盆やお正月など。別荘オーナー様自身もご利用されたい時期と重なることも出てくるかと思います。収益性を考えると、やはり料金設定も上がるハイシーズンにはできるだけ集客して利益を上げておきたいもの。利用したい時に制限される可能性もあることを知っておきましょう。
◎収益化するための準備・工夫が必要
貸別荘経営を収益化し、順調に集客できるようになるには、そのための準備や工夫が必要です。数ある宿泊施設の中からゲストに選んでもらうために、認知度をあげ、魅力をアピールすることが必要になります。サイトへの掲載やSNSでの発信を含めて、個人で全てをやるのは大変です。
STAYCATIONでは、バケーションレンタルのノウハウを活かして、集客のための販促活動のお手伝いもしております。
◎宿泊客対応に手間がかかる
実際にゲストからの予約が入っても、その後の細々としたやり取りや、トラブルがあった際の対応、宿泊後の清掃など、貸別荘経営には宿泊していただく以外の手間があるということを理解しておきましょう。
STAYCATIONでは、お客様とのメッセージのやり取りや予約管理、万が一の補償フォローまで、別荘オーナー様とゲストの間に入ってご対応いたします。
<別荘オーナー募集の お問合せ先 >
Tel:03-6379-7591
Email:stay_contact@staycation.jp
<別荘運用に関するブログ>
1. 別荘を有効活用したい別荘オーナー様へ
2. 民泊ではじめる別荘運用_「家主居住型」と「家主不在型」の違い
3. 民泊ではじめる別荘運用_対象となる住宅
4. 民泊ではじめる別荘運用_用途地域と管理規約
5. 民泊ではじめる別荘運用_届出に必要な消防設備とは?
6. 別荘で民泊運用をはじめる理由
7. 民泊運用で別荘の維持費をまかなう
8. 貸別荘での消防署立入検査とは?
9. いま別荘で民泊運用を始めるべき3つの理由
10. そもそも民泊とは?3種類の民泊制度について
11. うちの別荘で民泊運用は可能?チェックポイントを解説
12. 人気エリアでの貸別荘運用 湘南編
13. 人気エリアでの貸別荘運用 軽井沢編
14. 別荘で民泊運用を始めるのに必要な備品・アメニティ
15. 貸別荘経営のメリットとデメリット