【10周年特別企画】ルイスポールセンあかりワークショップ 開催しました!

11月11日にNowhere but Hayamaにて、「北欧のあかりでウェルビーイングを高める」と題したワークショップを開催しました!
10周年特別企画連続ワークショップ第二弾として行われたこちらのワークショップ。講師に北欧を代表する照明ブランド「ルイスポールセン」の荒谷真司さんと高橋亜須未さんをお迎えしました。

薄明り(トワイライト)の時間が長い北欧

はじめに荒谷さんからデンマークの住宅の事例をご紹介いただきながら、北欧と日本の違いやあかりの使い方のヒントを学びます。
北欧では薄明り(トワイライト)の時間が長く続くため、夕方から夜にかけての時間をゆっくり楽しむことができます。日暮れとともにキャンドルを灯して一つずつ複数のあかりを置いていく文化があります。
1958年にポール・ヘニングセンが開発したPH5は、たった3枚のシェードだけで構成されているのに、効率的かつまぶしさも感じさせない完ぺきなデザイン。今でもデンマークの多くの住宅で愛用されています。

日本の照明はエアコンと同じ?!

日本で60軒以上の住宅を調査したところ、8割以上が置き型のフロアライトを使っていませんでした。複数のあかりを使う北欧に対して、少ない照明器具で満遍なく照らしている日本の住宅。照明器具売り場では「8畳用」「12畳用」というようにエアコンと同じように、広さで表現されています。これでは均質で楽しい感じはせず、快適さや心地よさが感じられない空間になってしまいます。

住宅に必要な3つのあかりとは?

では、どうしたらあかりで快適な心地よい空間にすることができるのでしょうか?

部屋に以下の3つのあかりを用意してみてください。
①タスクライト:食事や作業の光
②アンビエントライト:部屋のかたちと大きさが見える光
③アクセントライト:目を楽しませ、部屋をいきいきさせる光
ひとつのあかりだけでなく、目的によって複数のあかりを組み合わせることで、豊かな空間が生まれます。

Nowhere but Hayamaであかりの実践!

レクチャーの後は、Nowhere but Hayamaの空間を使ったあかりの実践です。
まずは、部屋全体を照らすペンダント照明の上に光が行かないように覆ってみます。すると、天井にあかりが広がらずに陰鬱な印象に。アンビエントライトとして、天井を照らすあかりも必要なことがわかります。

ベッドサイドには読書のためのタスクライトを配置。2つの照明器具を置き比べて、より適したあかりはどちらかを見比べます。

参加者の皆さんも、ショールームでは無く、実際の空間に配置したあかりを見ることで、よりイメージが付きやすかったようです。
今回、北欧の上質なあかりによって生まれ変わったNowhere but Hayamaの伝統的日本家屋。一部商品はそのまま設置されますので、ぜひ宿泊してあかりを体感してみてください。

<STAYCATION 10周年特別企画 Nowhere but Hayama × ルイスポールセン>

ルイスポールセン×古民家の貸別荘コテージ

 

宿泊施設:Nowhere but Hayama
照明器具:ルイスポールセン

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